
こぐま診療所の診療について
一般診療(小児科・アレルギー科)
小児の診療を主に行います。原則、中学生までを診療範囲といたします。
ただし、高校生や付き添いのご両親の風邪、鼻炎等につきましては、診察・処方は可能ですので、ご希望があれば、おっしゃってください。
★ 検査に関して
◎ 可能な検査
1) 迅速検査
インフルエンザウイルス、RSウイルス、hMPV(ヒトメタニューモウイウルス)、マイコプラズマ、溶連菌、咽頭アデノウイルス、ロタウイルス、ノロウイルスなど
*新型コロナウイルスの抗原検査は行っております。
*当院は、富士ドライケムIMMUNO AG2という迅速抗原検査機器を導入しております。
感度・特異度が向上されており、主にインフルエンザ検査に使用します。
(例;発熱したばかり、インフルエンザの方と接触があったが症状がない、など)
発熱後、12時間経過している方は、通常のインフルエンザ迅速検査を行います。
2)血液検査
院内では、Celltac α+ (日本光電)を用いて、全自動血球計測(白血球数、ヘモグロビン、血小板数)と炎症反応(CRP値)の検査を行います。20μlの微量血液で検査できるモードも搭載しており、検査結果は約3分20秒でわかります。採血量も少なく、検査時間も短くすむのが利点です。
院外検査も可能です。結果説明は数日要しますがアレルギー検査などを中心に行います。
3)検尿
4)エコー検査
非侵襲的検査であり、必要なら積極的に行います。
頭部、心臓、腹部エコーを行います。
◎ 不可能な検査
レントゲン検査・・・当院にはレントゲン検査はありません。
肺炎などの画像診断をご希望の方は他のクリニックをご利用ください。
当院では、呼吸器症状、診察所見、酸素飽和度(SpO2)などを総合的に判断し、レントゲン撮影が妥当と判断した場合は、山口赤十字病院小児科へ紹介させていただきます。
★ 感染者・非感染者の隔離
当院は、二つの診療ラインがあります。基本的には、感染症を疑う患者(発熱、咳のある患者)、そうでない患者を分けて診療する予定です。ただし、季節によっては、二つの診療ラインの運用は変わります。(例;インフルエンザ感染症が流行している時期、ひとつはインフルエンザを疑う患者、ひとつはそれ以外の患者などに運用)
2名の医師での並列診療の場合も運用に変化が生じます。
★ 日曜日診療
毎月隔週(1か月に2回の日曜日)で非常勤小児科医師が診療に来られます。
その際は、診療スピードがアップして、待ち時間を減らせることを期待しています。
健診・発達相談
原則、公費対象の健康診断を行います。
公費対象は、1か月健診、3-4か月健診、6-7か月健診、1歳6か月健診、3歳半健診です。
健診は、クリーンタイム(14時~15時)に電話予約を原則とします。必ず、前日までに、電話予約をしてください。予約枠が空いていない場合は、予約はできません。
また、どうしても別な時間帯にご希望があれば、電話予約を前日までにお願いします。その場合は、感染・非感染の厳格な隔離ができないことはご了承ください。
育児や発達・発育などに不安がある場合は、なるべく前日までにクリーンタイムでの電話予約をお願いします。一般診療の時間帯でありますと、多くの時間はとれないこともあることはご理解ください。
ワクチン
*積極的に予防接種を行います。
*接種の時間帯は、多様なご希望があると考え、当院では原則、診療時間内ならいつでも接種できるようにしてあります。
*原則、予約制です。
*予約システムからの予約をお願いします。(現在は1時間に4家族が予約可能です)
*クリーンタイム(14時~15時)は健診および予防接種を行います。
必ず、前日までに電話予約をお願いします。
シナジス投与
RSウイルス感染に対する予防薬です。
在胎35週以下の早産児、先天性心疾患を持つ児、免疫不全を持つ児、21トリソミーのこども、に適応のあるパリビズマブ(シナジス)筋注投与も行います。
ご希望があれば、必ず、前日の午前中までに電話予約してください。